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仕組み

こちらでは、腹筋ベルトはどのような仕組みなのか、どのような効果があるのかについて解説します。

腹筋ベルト(EMSベルト)の仕組みって?

テレビや雑誌の通販でよく見る腹筋ベルト。装着しているだけで腹筋が鍛えられるというものですが、どうしてそんなことが可能なのでしょうか?

EMS(Electrical Muscle Stimulation:電気的な筋肉刺激)ベルトは電気信号を送って筋肉を運動させる器具で、もともとは医療の現場でリハビリとして使われていましたが、通常の運動では鍛えにくい身体の奥のインナーマッスルを鍛えることができるので、最近ではインナーマッスルを強化するためにスポーツ選手の筋力トレーニングとしても使われています。

動物の筋肉は脳からの「動け」という信号によって動きますが、EMSベルトは外部から筋肉に電気刺激を与えて筋肉を運動させます。電気で刺激を与えられた筋肉は収縮して筋肉に負荷がかかったのと同じ状態になり、電気刺激が止まると収縮した筋肉が弛緩します。

EMSベルトは電気刺激によって、この収縮運動と弛緩運動を1分間に何回も繰り返すことで筋肉を鍛えているのです。

腹筋ベルトの効果

腹筋ベルトは運動をしないで腹筋を鍛えて脂肪燃焼しやすい体にしたいという人たちの間で評判ですが、本当に効果があるのでしょうか?

腹筋ベルトを使うのは、すぐにウエストを細くしたい、楽して痩せたい、楽して割れた腹筋になりたい、というような「あまり運動やキビシイ筋トレはしたくない」という方がほとんどではないでしょうか?

実際に腹筋ベルトを使って1日30分週6回使用したところ、3か月で20%腹筋がアップしたというデータがありますし、某体育大学での研究では、腹筋だけでなく、他部位の筋肉も筋肥大したという報告もされていますので、もちろん効果はあります。

もし効果がなかったら、こんなに何十年も販売されることもないでしょう。

しかし、痩せたいという理由だけで腹筋ベルトを使うのであれば、それだけで痩せるのは難しいです。腹筋ベルトは腹筋を鍛えたり増強することはできますが脂肪は燃焼できないからです。

痩せることが目的でしたら、腹筋ベルトと一緒に筋トレや運動も併用することをおすすめします。

周波数が高いほど効果があるの?

周波数とは1秒間の電気振動の回数のことで、例えば50Hzは1秒間に50回の電気振動があるということになります。

普通に市販されている家庭用EMSベルトではあまり周波数表示はされていませんが、国民生活センターが行った複数の市販EMS腹筋ベルトの商品テストによると、市販製品の周波数は1,000Hz~2,000Hzであり、腹筋ベルトによる電気刺激は自分で運動を行うよりも筋肉への負荷が大きく筋力アップの効果があるということが発表されています(2002年9月) 。

周波数が高すぎると弛緩する前に収縮が起きてしまい、筋肉は正常に収縮と弛緩ができなくなってしまうので、強い刺激を筋肉に与えれば与えるほど効果があるというものではありません。

また、生理学的な限度を超えて筋肉の収縮と弛緩が繰り返されると、筋肉が速さについて行けず筋肉疲労を起こしてしまいます。

このことから1,000Hz~2,000Hzくらいの中周波が筋肉の運動には適していると言えるでしょう。

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